フランスで300万部の人気シリーズ パティスリー編!『お菓子づくりは子どもの遊びです』4月30日発売! 翻訳はパリ在住の文筆家・猫沢エミ。

子どもから大人まで、家庭で楽しくつくれるフランス菓子のレシピ絵本として、遊び心満載の44レシピを収録。

河出書房新社のプレスリリース

株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)より、フランスで読み継がれて半世紀以上、永遠のベストセラー料理本シリーズ第2弾『お菓子づくりは子どもの遊びです』(税込価格2640円)を、2024年4月30日に発売いたします。

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

『お菓子づくりは子どもの遊びです』の原書『La patisserie est un jeu d’enfants』は、1964年にフランスで出版されました。著者ミシェル・オリヴェは、フランスの著名なシェフ。本書はその著者本人がイラストを手がけ、料理の楽しさとフランス食文化の魅力を伝えるレシピです。昨年12月に発売して好評をはくした第1弾『料理は子どもの遊びです』に続き、パリ在住の人気文筆家で大のお料理上手・猫沢エミさんを訳者に迎え、待望の日本語版を刊行いたします。

家庭的な食材を使用し(※フランスならではの食材は猫沢訳で補足)、ありふれた調理器具を用いて、本格的なフランスのお菓子を家庭で作ることができる実用的なレシピ集です。お洒落でかわいらしいイラスト、フランスらしい遊び心あふれるデコレーション、おおらかでお菓子づくりを誰よりも楽しむ著者のレシピは、大人から子どもまで楽しめる魅力がつまっています。

プレゼントにも最適の新刊『お菓子づくりは子どもの遊びです』、好評既刊『料理は子どもの遊びです』にぜひご注目ください!

■『お菓子づくりは子どもの遊びです』 もくじ(全44レシピを収録!)

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

■フランス定番のお菓子「マカロン」

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

■世界共通で大人気「バナナのケーキ」

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

■フランスでお米はなんと野菜扱い!「おこめのプディング」

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

■訳者・猫沢エミさんからのメッセージ

こんにちは!

 わたしは、この本のシリーズ第一弾『料理は子どもの遊びです』を翻訳した人で、フランスの首都・パリに暮らしています。わたしの家族はフランス人のパートナーと2匹の猫です。フランス人は男の人も、普段から料理をよくしますし、甘いものも大好きです。だからわたしのパートナーも、よくお菓子をつくります。ある日、パートナーが市販のヨーグルトの中身をボウルにあけて、そのカップで薄力粉や砂糖を適当にはかって、あっという間にほかほかのパウンドケーキをこしらえてしまいました。わたしは驚きました。それまで日本でわたしがお菓子をつくっていたときは、材料をはかりで正確にはかって……と、楽しいけれど、ちょっとかたくるしいイメージがあったのに、フランスの家庭のお菓子づくりは、こんなに気がるでおおらかなのか!と。

 この本をかいたミシェル・オリヴェさんはフランスの有名なシェフですが、きっとオリヴェさんも、そんなフランスの家庭でつくられるおおらかなお菓子の魅力を伝えたくて、この本を書いたのではないかとわたしは思います。ここでは昔からつくられている定番のお菓子を、より気がるに、簡単につくれるよう工夫したルセット(フランス語でレシピのこと)がずらりとならんでいます。日本でもすっかりおなじみのシュークリームや、マドレーヌ、ガトー・ショコラ、エトセトラ・エトセトラ。ケーキ屋さんの人気者がおうちでつくれるって、なんて楽しいことでしょう!

 さて、皆さんはこの本をひらいたとき、日本のお菓子のルセットにはよくある”小麦粉をふるう”という工程(つくりかたのうちの一つ)がないことに、すぐ気づくでしょう。

 湿度の低いフランスでは、小麦粉はダマになりにくく、よっぽどこまやかなお菓子でないかぎり、ふるわなくてもなんとかなっちゃうから(日本の皆さんはふるってもいいですよ)。と、こんな感じで、皆さんもおおらかな気ぶんでつくってみてくださいね。

 翻訳にあたっては、フランスと日本の食材や器材の違いを考えて、《ポイント》の解説をいれるなど、より日本の皆さんがつくりやすいように気をくばりました。

 子どもから大人まで、年代をこえて愛されるこの本で、遊ぶようにお菓子づくりを楽しみましょう。

ボナペティ!(さあ、めしあがれ)

■猫沢エミさん、河出スタッフによる試作品も話題!

あんずのクリームタルト 猫沢エミ氏instagram(@necozawaemi)より

バナナのケーキ 『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

りんごのビスキュイケーキ 『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

■著者紹介

ミシェル・オリヴェ

料理家。1932年、フランス・ボルドー生まれ。父はパリのミシュラン三つ星レストラン「グラン・ ヴェフール」のオーナーシェフだったレーモン・オリヴェ。自らイラストも手がけ、1963年に刊行された『料理は子どもの遊びです』がフランスで大ベストセラーとなり、その後もカルト的人気を誇る料理本として読み継がれている。シリーズに本書のほか、『ジャムづくりは子どもの遊びです(Les confitures sont un jeu d’enfants)』など。

■訳者紹介

猫沢 エミ(ねこざわ・えみ)

ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002〜06年、一度目のパリ在住。2007年 より10年間、フランス文化誌「Bonzour Japon」の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』(ともにTAC出版)、『猫と生きる。』『パリ季記』(ともに扶桑社)、『猫沢家の一族』(集英社)など。訳書に本書と同シリーズの『料理は子どもの遊びです』がある。2022年2月より愛猫を引き連れ、二度目のパリ在住。 Instagram:@necozawaemi

■新刊情報

『お菓子づくりは子どもの遊びです』河出書房新社

タイトル:お菓子づくりは子どもの遊びです
著者:ミシェル・オリヴェ 

訳者:猫沢エミ
ISBN:978-4-309-29397-4
本体価格:2400円(税込2640円)

発売⽇:2024年4⽉30日
仕様:A4変形/上製/96ページ

書誌URL: https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309293974/

■好評既刊

タイトル:料理は子どもの遊びです
著者:ミシェル・オリヴェ 

訳者:猫沢エミ
ISBN:978-4-309-29366-0
本体価格:2300円(税込2530円)

発売⽇:2023年12⽉26日
仕様:A4変形/上製/104ページ

書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309293660/