食品ロスの「もったいない」を解決するカインズ「くみまちマルシェ」5月11日から「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」を開催

株式会社カインズのプレスリリース

株式会社カインズ(本社:埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO:高家 正行、以下「カインズ」)は、2024年5月11日からカインズ31店舗の「くみまちマルシェ」にて「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」を開催することをお知らせします。

過去の「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」の様子

「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」開催概要

地域で収穫された新鮮な農産物を販売する「くみまちマルシェ」は、「くみまち構想」の取り組みの1つです。食品ロスの削減や消費者需要の創出を通じて地域農業の未来に貢献することを目指して、2021年にスタートしました。今回は千葉県白子町のたまねぎ生産者と連携し、獲れたてたまねぎを無選別で販売します。

肉厚で糖度が高くまるでフルーツのような味わいの白子町産の新たまねぎは、地域特産の野菜として栽培され人気を博しています。今回は「無選別」の新たまねぎ約33トン(5kg入りで約6,600袋)を宮城県、福島県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県のカインズ31店舗で販売。このうち23店舗ではネット注文による取り置きを行います。

○販売開始時期:2024年5月11日(土)から

※なくなり次第終了です。天候・生産状況により開催期間や販売量が前後する場合があります。

○価格:1袋5kg入り 980円(税込)

○取り扱い店舗:

【宮城県】仙台富谷店※、仙台港店※、仙台泉店※

【福島県】郡山富田店※

【群馬県】前橋青柳店、玉村店、大泉店、伊勢崎店

【埼玉県】松伏店、大宮店、蓮田店、行田店、川島インター店、北本店、浦和美園店※、熊谷籠原店、新座店、朝霞店

【東京都】町田多摩境店、青梅インター店、昭島店

【千葉県】茂原店※、八街店、市原店※、佐倉店、木更津金田店、千葉ニュータウン店、船橋習志野店※、幕張店※

【神奈川県】城山店、相模原愛川インター店 

※の店舗では取り置きの実施はございません。

「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」案内ページ

https://kumimachi.com/

取り置きのお申し込みは、案内ページまたは取り扱いのカインズ各店舗のLINEアカウントからお申込みください。

「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」店内案内ポスター(一例)

今年で5年目となる「千葉県白子町産 無選別新たまねぎ市」 スタートの経緯

白子町産の新たまねぎの販売を始めたのは「くみまちマルシェ」が立ち上がる前の2020年から。白子町で例年開催されていた「おいしさ一番 白子たまねぎ祭り」が、新型コロナの影響で2020年から中止となり、カインズ茂原店のお客様でもある白子町のたまねぎ生産者様から「たまねぎ農家様を何とか盛り上げたい」とご相談を受けて始まりました。

地域の生産者支援として、茂原店など3店舗で約6トンを販売。翌2021年は販売店舗を12店舗、販売量を16トンと増やしました。3回目となる2022年は16店舗、22トン。4回目の2023年は20店舗、30トンと、年々取り扱い量を増やしています。

今回は取り組みの5回目として、販売量と販売店舗数、販売エリアをさらに増やしました。一人でも多くの方に生産者の思いや苦労が伝わり、経済価値に変換できることを心から願っています。

(地域産業振興領域マネジャー兼くみまちマルシェリーダー・川田健司 コメント)

獲れたての新たまねぎをカインズ店舗に納品(過去のたまねぎ市の様子)

小さな傷やサイズで商品にならないこともある “もったいない「事実」”

生産者が日々丹精込めて育てた農産物には、小さな傷や規格外のサイズなどを理由に、市場では商品として扱われないものもあります。また、そのような市場の規格に合わせるための細かな選別が生産者にとって大きな負担となり、収入減少にもつながっているという社会的な課題があります。

くみまちマルシェでは、これらの社会課題を解決するため、農産物における「もったいない」を経済的な価値に変えることを目的に、規格外の農産物も取り扱います。選別作業の手間を減らすだけでなく、生産者と直接取引を行うことで生産者の収入を増やし、新規参入を促進することで、生産者のネットワークが拡大していくことを目指しています。

地元で獲れた旬の野菜や果物をカインズ店舗のスペースを利用して販売している「くみまちマルシェ」(定期開催の様子)

くみまちマルシェ 単品市の事例

くみまちマルシェには、カインズ店舗で旬の野菜や果物などを定期的に販売するものと、今回のたまねぎ市のように商品限定・期間限定で開催する「単品市」があります。これまでの単品市の事例をご紹介します。

○2019年9月:山形県朝日町などの無選別りんご累計約580トンを販売

どれも同じくおいしいリンゴなのに、地域によって価格が違うという課題を解消しようと、山形県産の無選別りんごを販売しました。

○2022年6月:群馬県安中市産のあおうめ累計約6トンを販売

カインズ店舗での販売の様子

収穫支援の様子

ひょう被害で実が傷つき出荷できなくなってしまったり、人手が足りず収穫時期がずれてしまったりした群馬県安中市産のあおうめをカインズ店舗で販売。梅と梅酒作りに必要な瓶やお酒などを一緒に販売し、くらしにおける創意工夫の楽しさもお伝えしました。群馬県安中市はカインズ本部(埼玉県本庄市)からほど近く、本部勤務のメンバー(従業員)有志で収穫のお手伝いも行いました。

○2023年1月:茨城県産のカットほしいも累計約3万個を販売

製造時に出る見栄えが悪い部分をカットし、一口大にした干し芋にすることで廃棄を減らしました。

カインズは今後も、生産者の皆様が作った新鮮な農作物がより多くのお客様に届き、地域産業、とりわけ農業がさらに発展するよう取り組んでまいります。

「くみまち構想」について

「まちのくらしをみんなでDIY。」

創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、それぞれの店舗が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行っている、カインズならではの構想です。店舗やそこで働くメンバー(従業員)がハブとなり、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、くらしに携わる様々なステークホルダーと協働/共創することで、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、“一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)”の実現を目指します。

くみまち構想 https://www.cainz.co.jp/about/effort.html

<カインズについて>

株式会社カインズは、29都道府県下に239店舗を展開するホームセンターチェーンです。

「くらしDIY」をブランドコンセプトに、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供します。Kindness(親切心)と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しいものとし、お客様とのプロミスである「くらしに、ららら。」をお届けします。

<株式会社カインズ 概要>

代表者      :代表取締役会長     土屋 裕雅

            代表取締役社長  CEO 高家 正行

設立         :1989年3月

本部所在地:埼玉県本庄市早稲田の杜1‐2‐1

資本金      :32億6,000万円

事業内容   :ホームセンターチェーンの経営

従業員数   :13,651名(2024年2月末)

店舗数      :239店舗

公式サイト:https://www.cainz.co.jp/ (企業サイト)

      https://www.cainz.com/ (オンラインショップ)

      https://magazine.cainz.com/ (となりのカインズさん)