サツドラ、北海道日高町と共創・MaaS実証プロジェクト「すこバス」の運行開始

(画像)サツドラホールディングス・ニュースリリースより

 サツドラホールディングス(北海道)は10月1日から、北海道日高町などと共同で、共創・MaaS 実証プロジェクト 日高町共創モデル実証運行事業「すこバス」の運行を開始した。

 同事業は同社と日高町が2024年8月28日に締結した包括連携協定に基づくもので、サツドラホールディングスはサービス利用促進のための企画、支援業務を行う。

 「すこバス」の実施主体は日高町地域公共交通活性化協議会で、運行期間は日曜・祝日を除く10月1日から12月30日までとなっている。完全予約制で自宅と町内の59か所にある連絡施設間を運行する。

 主な目的は、高齢化社会に対応する持続可能な新たなモビリティサービスの構築に加え、「交通」と「健康」の共創モデルを実証することである。また、「健康づくり」と「公共交通利用の促進」を結びつけ、増え続ける医療費の抑制や健康寿命の延伸を図ることが期待されている。

■「すこバス」運行概要
・運行エリア:富川、字平賀、字富浜、字福満、字緑町、門別本町、字厚賀町
・料金:10月31日(木)までは無料
    11月1日(金)から有料
    一人片道利用の場合/スマホ予約は大人300円(150円)
              電話予約は500円(250円)
   ※( )金額は「小学生、身障手帳・療育手帳所有者、介護人」
   ※未就学児は無料
・予約:スマホ(LINE登録)もしくは日高町役場来庁、電話予約