アオキスーパー、6月より従業員の軽装勤務と名札廃止を実施

アオキスーパー従業員の軽装勤務
(画像:軽装勤務)アオキスーパー・ニュースリリースより

 アオキスーパー(愛知県)は6月から、従業員の軽装勤務を実施し、名札の着用を廃止した。

 軽装勤務は、地球温暖化に伴う気候変動による夏場の猛暑対策を目的としている。

 店舗勤務者は制服の下にカッターシャツを着用していたが、変更後はTシャツやポロシャツの着用が可能となった。店舗では誰が従業員であるかを一目で分かる必要があるため制服は着用するが、冷暖房設備の位置やレジ、商品補充など業務内容により体感温度は異なるため、軽装化により各自で調節できるようにした。

 本社では主に取引先対応となるため、制服・私服のいずれも選択可能とした。今回の見直しに合わせ、商談等で来社する取引先にも軽装での来訪を推奨する。

アオキスーパー名札の着用廃止
(画像:名札廃止)アオキスーパー・ニュースリリースより

 名札の着用廃止については、従業員のプライバシーに配慮し、安心して働ける職場環境の整備を目的としている。

 近年、一部のお客による暴言や過剰な要求、SNSでの個人情報拡散などが深刻な社会問題となっており、タクシーやバスなど公共交通機関でも乗務員の氏名表示を取りやめる動きが進んでいる。こうした社会的背景や他社の取り組みを踏まえ、アオキスーパーでは名札の着用を廃止した。

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