チーズのような味噌ってなんだ? 「削ってかける」固形型味噌を飲食店向けに先行販売【Shonan Soy Studio】

 発酵食品の開発・販売などを手掛けるShonan Soy Studio(神奈川・大磯、小野岡圭太社長)は、神奈川・小田原で170年以上味噌を醸造する加藤兵太郎商店と共同で、味噌を固形化してチーズのように削って使う世界初(Shonan Soy Studio調べ)の新しい調味料〈みそぶし(miso-bushi)〉を開発した。まずは飲食店向けに〈みそぶし 白〉(80g・税別2200円)を8月1日から先行販売し、10月から一般販売も予定する。

〈みそぶし 白〉(左)と〈同 黒〉

 〈みそぶし〉は、味噌本来の旨味や発酵の風味をそのままにチーズのように〝削ってかける〟という新しい使い方を提案する調味料として、2年以上の研究開発を経て開発されたもの。パルメザンチーズのような見た目で、中身は厳選された木桶仕込みの味噌となっている。

 欧米では味噌の粘性や保存方法が普及の壁となっていることから、固形化と乾燥技術により調理の自由度と演出性を高めたもので、今後の展開として欧米市場での現地製造・販売も視野に入れているという。

 今回発売する「白味噌タイプ」は、クリームパスタや淡白な魚、白ワインに合う味わいで、10月1日発売予定の「黒味噌タイプ」は熟成により旨味と酸味が強く、肉料理や赤ワインと相性がいいという。どちらもヴィーガン対応で、チーズ代替品としても訴求する。

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