週刊コンビニエンスストアニュース ファミリーマート、食品安全安心・環境貢献賞を受賞!

ファミリーマート(東京都)は、「第34回食品安全安心・環境貢献賞」(主催:日本食糧新聞社、後援:農林水産省・環境省)を受賞した。同社が掲げる「食の安全・安心、地球にもやさしい」を体現する食品ロス削減の取り組み「涙目シール」が、「消費者の共感を軸にした食品ロス削減への挑戦」として高く評価された。「涙目シール」は、値下げ金額だけでなく「たすけてください」というメッセージと涙目のキャラクターを添えた値下げシール。購入者に直接語りかけ、共感を得ながら一緒に食品ロス削減に取り組むユニークな試みだ。年間で約3000トンの食品ロス削減につながることから、今年3月より全国展開を開始した。(930日~106日までのニュースをまとめました。)

ファミリーマート

ファミリーマート
「ファミマフードドライブ」にコカ・コーラが飲料を寄贈

 ファミリーマートは、コカ・コーラボトラーズジャパン(東京都 以下、コカ・コーラ)と合同で、10月の食品ロス削減月間に合わせ、余剰在庫となったPETボトル製品など120ケース(500mlPETなど2880本)を、「ファミマフードドライブ」を通じて全国12カ所のこども食堂やフードパントリーなどへ寄贈する取り組みを始めた。コカ・コーラとの連携・協力の取り組みは2023年から始まり、これまでの寄贈累計は5280本となった。

「サステナビリティサイトランキング2025」の卸売・小売業で第1位を獲得

 ファミリーマートは、トライベック(東京都)の調査・分析機関「トライベック・ブランド戦略研究所」が実施した「サステナビリティサイトランキング2025」で、卸売業・小売業種で第1位、総合(有力企業100社)で第36位の評価を獲得した。ファミリーマートは、サステナビリティサイトをステークホルダーとの継続的な関係を築く戦略的オウンドメディアと位置づけ、情報発信に注力している。

「コンビニエンスウェア」からローゲージカーディガンを発売

 ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」から、ローゲージカーディガンなど秋冬に向けた新商品「コットンカーディガン」(3990円 以下、税込)を103日から発売した。着心地にこだわり、コットン製でローゲージ編みにし、ファッション性を高めた。これに対してリニューアルを行った。

有名店監修の「うまい麺」を発売

 ファミリーマートは、107日から順次、「頑者監修 背脂マシマシ魚介豚骨まぜそば」(745円)や「博多一風堂監修 とんこつラーメン」(646円)など、有名店が監修する「うまい麺」7品を発売していく。

セブンイレブン・ジャパン
ヒューマノイドロボット導入を前提にした
包括的パートナーシップを締結

 セブンイレブン・ジャパン(東京都)は、人工知能ロボットの開発を手掛けるテレイグジスタンス(東京都)と、生成AIを活用した小売業向けのヒューマノイドロボット「Astra」の開発と検証、将来的な店舗への導入検討を前提にした包括的なパートナーシップを締結した。「Astra」にロボット基盤モデルを実装し、29年中に店舗への導入を前提に取り組みを進めることで、労働力不足を含めた店舗を取り巻く環境変化に対応するための補完的な解決策を探る。

ベネッセと食品ロス削減月間に合わせて取り組みを実施

 セブンイレブン・ジャパンは、ベネッセコーポレーション(岡山県)の「こどもちゃれんじ」と連携し、10月から期間限定で、「しまじろう」デザインの「エコだ値」シールと「てまえどり」POPを店舗で展開する。身近な買物を通じて、子どもたちが環境への意識や行動力を自然に身につけられることをめざす。

ローソン
<関東甲信越地区>“10代も手に取りやすいご褒美感のあるスイーツ”を発売

 ローソン(東京都)は、103日から関東甲信越地区の約4400店舗で、埼玉県立新座総合技術高等学校の生徒たちと共同開発した「パキ・ふわ・トロ!~クッキー&クリームケーキ~」(300円)を発売。“10代も手に取りやすいご褒美感のあるスイーツ”をテーマに生徒たちからアイデアを募集し、約140案のなかからプレゼン大会で1位に選ばれたアイデアをもとに開発した。

<北海道>人気の動物をイメージしたベーカリー

 ローソンは、930日から北海道の店舗で、旭川市が運営する旭山動物園で人気のホッキョクグマ、ペンギン、アザラシをイメージしたベーカリー3品を発売。動物の保護や環境保全などの取り組みに役立てられるよう、商品の売上の一部を旭山動物園に寄付する。

カップデザイン切り替えで持続可能なコーヒー栽培を訴求

 「国際コーヒーの日」(101日)に合わせ、持続可能なコーヒー栽培について考えるきっかけづくりとして、930日から順次、店内淹れたてコーヒー「MACHI café」のホット用カップ(SMサイズ)のデザインを、「レインフォレスト・アライアンス認証」10周年の記念イラストを使用した数量限定デザインに切り替える。今回変更するイラストでは、「レインフォレスト・アライアンス認証」農園産のコーヒー豆(アラビカ種)の収穫の様子を描いた。

週末ご褒美「よくばりスイーツ」を金・土・日限定で発売

 ローソンは、103日から順次、金・土・日限定で見た目にもボリューム感のある「よくばりスイーツ」4品を発売する。「週末ぐらいは思いっきりスイーツを食べたい!」「1週間頑張った自分へのご褒美として食べたい」といった顧客ニーズに向けて開発した。いずれの商品も12.8㎝×12.8㎝の容器に盛り付け、重量感のある商品に仕上げた。

日本ロケ弁大賞殿堂入りの3品を発売

 107日から全国の店舗で、映画やテレビの撮影現場で「ロケ弁」として人気を誇る欧風カレー専門店「オーベルジーヌ」が監修した「欧風チキンカレー」(430円)、「チキン焼カレー」(599円)、「カレーまん」(215円)を発売する。

<ローソンストア100>“ほっと一息”に寄り添う本格ベーカリーシリーズ

 ローソンストア100では、素材や食感にこだわった本格ベーカリーシリーズ「THE BAKERY~ほっとしたい時間に、やさしいご褒美を~」を101日から展開。「小腹を満たす手軽さ」に着目したシリーズで、おやつ感覚で食べられるサイズにした。素材や食感の選択肢に幅を持たせ、常時6種類のベーカリーを販売していく。

ポプラ
地産地消商品も揃えた「生活彩家 島根県庁店」をオープン

 ポプラ(広島県)は101日、島根県庁地下1階に「生活彩家 島根県庁店」をオープンした。通常のコンビニエンスストア(CVS)商品に加え、県産の地産地消商品を豊富に揃え、県物産店の役割も担う。ヨーロッパ最大のカフェブランド「COSTA」カフェの提供や、クッキーやスコーンなどの焼き菓子も販売。また、ビジネス利用を想定した「コワーキングスペース」も兼ね備えた店舗にして、職員や来庁者の利用満足度向上を図る。

JR東日本クロスステーション
GENERAL STORE RAIL YARD大宮店」を
リニューアルオープン

 JR東日本クロスステーション(東京都)は、JR線「大宮」駅2階西口コンコース内にある鉄道の魅力を発信する鉄道グッズショップ「GENERAL STORE RAIL YARD大宮店」(埼玉県さいたま市)を、108日にオープンする。JR東日本グループならではの限定商品やオリジナル商品を販売するほか、「とれたんずmeets Rail YARD」グッズや「Suicaのペンギン」グッズなど、鉄道ファンだけでなく、幅広い顧客が楽しめる商品を揃えた。

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