日本酒醸造に音楽が与える影響とは ~新しい日本酒体験の創造~ ドジャーススタジアムVIPに提供している吉久保酒造(茨城県水戸市)の日本酒に天才ピアニストの楽曲を聴かせた希少な限定日本酒を販売開始
de nuanceのプレスリリース
■音楽を聴かせて完成した特別な日本酒のお披露目会
このたび新プロジェクト、酵母にさまざまな音楽を聴かせて醸し出す「音彩酒(ねいろ酒)」第1弾 Rimore リモアの発表、お披露目・試飲会を開催いたします。会場ではプロジェクトのご紹介だけでなく、実際に完成したお酒の唎酒(テイスティング)でき、酒造りの過程に聴かせた音楽のライブ演奏をお楽しみいただけます。日本の伝統に音と色彩をかけ合わせ、五感で味わう新しいアート体験。ぜひこの機会に、特別なひと時をお楽しみください。
<音彩酒 – Remore – お披露目会>
日時: 11月4日(祝)開場14:30 開演15時
会場: 大本山 弘法寺 – 東京都港区三田2丁目12−5
入場料: 3,000円 (試飲+ペアリングフード付)
100名様限定
ご参加方法: 以下のメールアドレスにイベント名とお名前を記載し、ご予約ください
お問い合わせ・ご予約:hello@de-nuance.jp
<プログラム>
15:00 ご挨拶
15:10 プロジェクトご紹介
15:25 吉久保酒造様 講演
15:35 国産木材を守る会様 講演
15:45 乾杯
15:45 アルベルト・ピッツォ演奏
16:30 嘯風弄月 feat.アルベルト・ピッツォ
17:00 懇親会(弘法寺見学)
17:30 終宴
<先行&限定販売>
お披露目会では、音彩酒をひと足早くお得な価格でご購入いただけます。
<クラウドファンディング>
お披露目会の後は、クラウドファンディングを通じたプロジェクト、サステナブルなパッケージとのセット販売を予定しております。このパッケージは、日本の伝統工芸が息づく美しいプロダクト「GROUNDSTAR+」です。茨城県産の八溝杉を用いた刀箱には、笠間焼きの酒器が内蔵されており、さらに風呂敷にて包まれている贈答品に最高なプロダクトです。
GROUNDSTAR +は海外にて既にイノーベーティブだと高評価を得てきたブランドで、日本の伝統技術と工芸が織り重なったプロダクトなのです。このプロジェクトを通じて、環境への配慮と地域社会の保護を重視したサステナブルな取り組みを継続させていく為に、クラウドファウンディングを開始します。酒蔵ツアーや各種イベントへのご招待など、限定酒ならではの特別なオプションもお選びいただけます。乞うご期待ください。
■音彩酒(ねいろ酒)とは
日本酒は、古くから地元の人々に愛され、日本の歴史の中で重要な役割を担ってきました。しかし現代において、ビールやワイン、焼酎など他のお酒の人気が高まる中で、日本酒の国内消費は年々減少しています。その一方で、海外における日本酒の需要は徐々に増え続けており、新たな市場での可能性が広がっています。
私たちは、こうした現状に挑戦するべく、日本酒と芸術、音楽の融合を通じて、伝統と革新をつなぐプロジェクト「音彩酒」を立ち上げました。これは、これまでの日本酒とは異なる音楽やアートが生み出す全く新しい体験型プロダクトです。第1弾として、イタリアの天才ピアニスト、アルベルト・ピッツォとドジャーススタジアムVIPに提供する酒蔵として話題を集めている茨城県の吉久保酒造とのコラボが実現し、純米大吟醸 Remore(リモア)が完成しました。
■音楽が生み出す新しい日本酒体験
「音彩酒 – Remore -」は、西洋音楽とアートのエッセンスを加えることで、五感で味わう新感覚の体験を提供します。吉久保酒造の卓越した技術をもとに、歴史あるナポリ奏法を引き継ぐ天才ピアニスト アルベルト・ピッツォの楽曲を24時間絶え間なく醸造過程で聴かせるというユニークな試みがなされ、これにより音楽が酒に宿り、新たな味わいが生まれました。
使用された楽曲は全5曲。その透明感ある音色を引き出すために、世界最高峰のスピーカー「Devialet Phantom」を採用。音楽が発酵に与える影響は、杜氏たちをも驚かせるもので、これまでにない発酵の力強さと独自の風味が期待されます。
■多様な楽しみ方とサステナビリティ
「音彩酒 – Remore -」は、和食だけでなく、フレンチやイタリアンといった洋食との相性も抜群で、特別な日のディナーや贈り物としても最適です。
クラウドファンディングで提供予定の日本の伝統産業がふんだんに詰まった美しいパッケージプロダクトGROUNDSTAR+の木製刀箱は、一般社団法人 国産木材を守る会のご協力を得て、地元茨城産の八溝杉を使用し、組み木で造る職人の伝統技術が詰まった伝統的なアート作品です。
環境への配慮と地域社会の保護を考慮したサステナブルな取り組みも、このプロジェクトの魅力の一つです。
現在、日本における社会問題の一つとして挙げられている人口減少問題から地方の過疎化が激しく、人材不足などからくる森林問題や、安価な輸入木材が乱立し国産木材が使用されていないという社会問題にも積極的に発信して貢献していきたい。
国産・地元木材を使用することで日本の伝統産業の発展に寄与し、あらゆる産業の職人減少を食い止めるべく、日本の良いモノが海外で評価を受けて需要を増やす目的で、海外へ発信していき成長を促す機会を共に創りたいと考えています。
■瞬間を彩る生きたアート、日本から世界に発信するプロジェクト
「音彩酒 – Rimore -」は、音楽と日本酒の融合というコンセプトをもとに、新たな日本酒体験を提供します。芸術的な要素が加わった一杯の日本酒が、飲むたびに異なる深みと感動をもたらし、まるで生きたアート作品のように楽しむことができます。伝統を守りながらも、現代のニーズや環境への配慮を取り入れたこのプロジェクトは、日本酒の未来を切り開く新たな挑戦です。皆様もぜひ、音楽とともに広がる日本酒の魅力を体験してみてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■プロジェクトメンバーについて
<吉久保酒造>
水戸藩の経済中心地として栄えた水戸市本町にある酒蔵。徳川光圀の命で造られた笠原水道の軟水、無農薬の美山錦、茨城産米を使用しています。生酒づくりに取り組むほか、国際的なワインコンペティションにも出品。幕末の儒者・藤田東湖や水戸藩士から愛された「甕の月」を明治に銘柄変更した「一品」の純米大吟醸が金賞、純米酒が銀賞を受賞しています。
今年、純米大吟醸はロサンゼルス-ドジャースの本拠地であるドジャースタジアムVIPルームで提供スタート。 サンフランシスコで開催された国際ワインコンテストにて、4900種の中からダブルゴールドメダルを受賞。
<アルベルト・ピッツォ>
伝統的イタリア・ナポリ奏法を受け継ぐ天才ピアニスト、アルベルト ・ピッツォ。肩から指までの力を完全に脱力させ指先の力のみで弾き、指と指が一本ずつ独立させることで繊細かつ力強い音色を奏でる独特のスタイルが特徴です。
その透明感と深みのある音色は世界中で高く評価され、数々の国際的なステージで観客を魅了してきました。また、クラシックだけでなく、現代的な感性をも融合させた独自のスタイルは、音楽とアートの境界を超える新たな価値を生み出し続けています。近年ではニューヨークカーネギーホール公演、シチリア公演、銀座ヤマハホールでの和楽器とのコラボなどマルチに活躍しています。
<Moet>
イタリア・フィレンツェ発祥のチョークアーティストでありながら、国内外で活躍するアーティスト。高校卒業後、米国カリフォルニア州立大学ロングビーチ校に入学し、アート(グラフィックデザイン)専攻で卒業。在学中から様々なチョークアートのコンテストに参加しライブアートの楽しさを知る。卒業後はグラフィックデザイナー兼画家としてカリフォルニアで活動。10年を経て、現在は日本を拠点に活動中。最近では乃木坂48メンバーにTV企画で、大きな絵画を教える講師などに抜擢されている。
<一般社団法人 国産材を使った木造住宅を守る会>
木材流通にかかわる各事業者と連携し、消費者の皆様がより快適で健康的に暮らせる家づくりを目指すとともに、自然と共にある豊かな社会、そして地球環境への貢献のための取り組みも行う。
一般社団法人化して一歩踏み出した『国産材を使った木造住宅を守る会』は、材木屋のもっている知識、経験をもとに、『木を活かす』、『木を活かせるように使う』ことを発信。
<企画メンバー>
約10年前、日本文化・伝統を発信するプロジェクトを通じて繋がった我々チーム。新たな価値創造に共鳴し、「最高の酒と音楽」でワクワクする体験を作りたいという思いが広がりスタートした企画です。
橋本康正
GROUNDSTAR+プロデューサー/ 武楽座 プロデューサー/ Under Scratch Inc. CEO
日本文化を世界へという使命感を持つプロデューサー。数多くの大相撲巡業を成功させ、BASSCAMPなど音楽フェスも手掛けた。最近では出雲 国譲り神話の聖地にて神仏習合「平和の祈り火渡り」もプロデュースし話題となった。また演出家としてもサウジアラビアのリヤドシーズンにて、武楽座のステージや、YMO 1stアルバムアートワークを金屏風にしたテクノ屏風の発表、開封の儀も担当。空間プロデューサーとして企業展示会、店舗など手掛け幅広い分野で、空間を自由に設計するクリエイターでもある。自身がプロデュースする日本酒の箱が竹を割ったように開きインテリアになるプロダクト”GROUNDSTAR+”では、国内外で高く評価され数多くの各メディアに取り上げられた。新プロジェクト、音楽を聴かせて醸し出す「音彩酒」をローンチ。
https://www.underscratch.co.jp/
山元美由紀
翻訳会社 de nuance代表/ 合同会社olfatto 代表
地方公務員として勤務後、高校時代から抱いていた西洋の歴史と考古学への夢を諦めきれずイタリアに渡航。フィレンツェ大学文学部考古学科を卒業。3年間に渡り夏と冬の時期に南イタリアの発掘作業に参加。その後、イタリアで翻訳・通訳業を営み、官公庁、法務、ビジネス、産業、工業、M&Aなど幅広い分野で活躍する。コンサルティング業務も手掛け、日本及びヨーロッパ企業の市場参入・拡大サポートを提供し、数多くの実績を挙げる。
日本に拠点を移しde nuance(ドゥ・ニュアンス)を設立。多岐にわたる翻訳・通訳・海外コンサルティングサービスを提供。また、日本と海外の芸術・文化をつなぐ合同会社olfatto(オルファット)を設立し、20年以上のキャリアを誇るビジネスパートナーと共にMIRKO BUFFINI FIRENZE、JORUM STUDIOをはじめとする欧州フレグランスブランドの日本総代理店、その他コスメブランドの代理店として輸出入、卸、小売り業を展開。海外の飲食、衣類、アクセサリー企業のコンサルタント、日本国内の香りのプロデュース、日本コスメの欧州展開サポート等を行う。