マックスバリュ東海が2店舗目の小型店「エクスプレス」を静岡県伊東市にオープンする。店舗展開の拡充に向けて推進する小型食品スーパーマーケットで、伊東市では2店舗目、「マックスバリュ」と合わせて5店舗、全体では243店舗となる。ノンストア事業に位置づける無人店舗「Maxマート」はすでに70店舗を超え、移動スーパーは販路拡大に向け現在29台が運行している。ネットスーパーは28拠点で展開し、ネットショップ事業では地産域消を推進する。また、Uber Eatsを利用した商品配達サービスは70拠点で実施。店舗でドミナント化を進め、さらに隙間を埋めるべく、ノンストア事業がこれをフォローする。(10月25日~31日までのニュースをまとめました)
ヤマナカ
<中間決算>大幅減益も通期は2ケタ増益を計画
2025年3月期第2四半期決算(連結24年3月21日~9月20日)は、営業収益が前年同期比1.6%減の425億2700万円、営業利益が同61.5%減の1億2800万円、経常利益が同52.7%減の1億9200万円となり、大幅な減益で上期を折り返した。
上期は、「勝ちパターンの横展開・経営資本の傾斜配分」を掲げ、生鮮強化型モデルをブラッシュアップし、収益拡大店舗に経営資本を傾斜。既存店のリニューアルを5店舗で実施し、生鮮・総菜売場を拡大した。鮮度・品質・産地にこだわった商品を多数取り揃え、今まで以上に選びやすく、買い回りやすい売場に刷新した。
経営効率の向上では、「経営資本の分配見直し」を掲げ、タレントマネジメントシステムを採用。的確な人材配置や人材育成支援、従業員の目標管理など、人材管理面での効率化を進めた。
上期の経営成績は、売上高が前年同期に比べ7億500万円減の414億円となったことから、売上総利益は1億9500万円減って119億4000万円。売上総利益率はほぼ横ばいの28.8%を維持したが、営業収入を加えた営業総利益は1億7100万円減の130億6700万円を計上。販管費の増加分3500万円が響き、営業利益は2億600万円減少した。
なお、25年3月期の連結業績については、営業収益で0.1%減の860億円、営業利益で36.7%増の11億円、経常利益で24.2%増の12億円を見込み、上期の減益から一転、2ケタの増益を予想した。
ベルク
主要株主に異動
10月22日付で、関東財務局長に大量保有報告書(変更報告書)が提出されたことで、主要株主の異動を認識した。主要株主は投資顧問業のFMR LLC(米国ボストン)で、所有株式数は208万6759株。総株主の議決権の数に対する割合は、8.84%から10.00%に高まった。