週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、「盛りすぎチャレンジ」企画を実施

ローソン(東京都)が「盛りすぎチャレンジ」を始めたのは、消費者物価指数が対前年同月比3.1%上昇した20232月。当初から値段据え置きで中身を増量するおトク感と、思わず手に取りたくなるインパクトのあるビジュアルが話題を呼び、これまで5回にわたり高い支持を集めてきた。一方で、25年も原材料やエネルギー価格などの高騰が続き、9月の消費者物価指数は同2.8%上昇するなど、生活者の負担感は依然として大きい。こうした状況を踏まえ、ローソンは1118日から2週間、過去人気だった商品を対象に具材や重量を約50%増量する「盛りすぎチャレンジ」を追加開催する。今回登場するのは、おにぎり、調理パン、調理麺、店内調理弁当、デザートなど11品。価格は据え置いたまま、“50%増量の満足感で再び消費者の期待に応える。

ローソンの外観

ローソン
<熊本市>ステッカー貼付で官民一体の地域防犯活動に活用

 ローソンは熊本市の依頼に応じ、1110日から犯罪防止および事件事故の早期解決を目的に、市内を走行するドライブレコーダーを搭載した商品配送トラックや営業車に「地域パトロール中」のステッカーを貼付し、地域防犯活動を開始した。さらに、ドライブレコーダーの記録データを提供して事件事故の早期解決につなげていく。

ローソンストア100
「デカ盛りチャレンジ」と「1個買うと1個もらえる」を同時開催

 1119日から122日までの14日間開催する。「デカ盛りチャレンジ」では、弁当やおにぎり、パン、デザートなど計17品を発売。「ばくだんおにぎり炙り牛焼肉」(173円:以下税込)や「トリプルハムチーズエッグサンド」(278円)、「デカ盛りプリン」(214円)などをラインアップした。

セブンイレブン・ジャパン
「お店で仕上げた できたて麺」の取り扱いを順次拡大

 セブンイレブン・ジャパン(東京都:以下、セブンイレブン)は、挽き立て・淹れたてのコーヒー「セブンカフェ」や焼きたてのパン「セブンカフェ ベーカリー」などの“できたて”商品のシリーズに、「お店で仕上げた できたて麺」を加えた。ソフトバンクロボティクス(東京都)と連携した専用マシンによる調理技術を活用し、冷凍ケースで販売する専用商品を、店内に設置された専用マシンのスタートボタンを押して約2分で“できたて”で“熱々”の麺類を楽しめるもので、蒸式調理ロボット「STEAMA(スチーマ)」の技術を活用し、専門店のおいしさを再現した。埼玉県の一部店舗で販売を開始し、約40店舗に順次拡大していく。

「木材利用促進コンクール林野庁長官賞」を受賞

 2010年度から北海道エリアで店舗木造化の取り組みを開始し、20年からは温暖地の一部店舗へ拡大。248月には、木材利用を通じて脱炭素社会・循環型経済社会・自然共生社会の実現や地域活性化への貢献を目的に「都市の木造化推進法」に基づき、農林水産省と「セブンイレブン店舗建設における建築物木材利用促進協定」を締結した。コンクールは、木材利用の推進・需要の拡大などに取り組んでいる「木材利用推進中央協議会」が主催し、特色のある木造施設などを対象に、優良作品の関係者や木材利用に励む企業を表彰するもの。

「黒さ」と「おいしさ」のギャップを楽しむ「ブラックフード」シリーズを発売

 セブンイレブンは、黒い見た目とおいしさのギャップを楽しむ「ブラックフード」を1111日から順次発売する。「ザクチキ」、「春巻き」の揚げ物や、「メロンパン」や「ドーナツ」の菓子パンなど、おなじみの商品を「黒色」にアレンジして展開する。

ブラックフライデーに合わせて「揚げ物日替わり半額セール」

対象の揚げ物商品が日替わりで半額になるセールを、1127日から30日までの4日間限定で実施する。定番のコロッケや人気の揚げ鶏などをセブンイレブン標準価格より最大112円引きで販売する。

ファミリーマート
「ふわうま製法」導入のおむすびを追加

 ファミリーマート(東京都)は、おにぎり専門店「ぼんご」のおむすびを参考にして「ふわうま製法」の手巻おむすび成型機を23年に導入し販売してきた「ふわうま製法」を、251118日からは「ごちむすび」と「直巻おむすび」の全商品に導入する。「ふわうま製法」は、米と米の間に空気を抱き、やさしく成型することでふっくらとした食感を実現。また、成型の段階から具材を入れるくぼみをつくることで、安定して具材がおむすびの中に拡がる仕様になっている。

「グリーン・ソーシング」推進に向け組織改編

ファミリーマートは、全社における調達を見直し、中長期的な購買戦略の策定と、環境負荷低減を考慮したサステナブルな調達戦略の推進、取引先選定などのコスト削減を強化するため、121日付で組織改編を実施する。これまでの購買機能は、主に建設・管財本部傘下の「購買室」が中心となり、什器・設備の調達最適化やコスト削減を推進してきたが、全体における調達最適化や、サステナビリティの視点を取り入れた調達戦略の推進が重要になってきたことから、中長期的な購買戦略の策定や、全社的な購買ガバナンスを強化する組織改編を行い、持続可能な企業活動を支える体制を確立する。

「購買室」に替わる「グリーン・ソーシング準備室」の主な役割は、以下の3つ。

  • グリーン・ソーシングの推進……環境負荷低減やコスト削減と品質の両立・バランスを視野に入れた取引先を選定。購入から廃棄までの適切なライフサイクルを検討する。
  • 全社戦略の一元化……中長期的な購買戦略の策定および購買関連規定を整備する。
  • 購買ガバナンスの強化……各本部の業務委託契約などについて、全社的にガバナンスを強化する。
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