カインズ、11月28日、日本青年会議所と災害時物資供給協定を締結

カインズ(埼玉県)は11月28日、日本青年会議所(東京都)と「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」を締結した。同社として、民間団体との災害時物資供給協定は初の取り組みとなる。
同協定は地震や水害などの災害が発生した際、両者が連携して被災地に迅速かつ円滑に物資を供給することを目的としている。災害発生時には、日本青年会議所が被災地のニーズを把握し、その要請に応じてカインズの物流拠点や被災地の近隣店舗から必要物資を供給する。
今回の協定締結により、これまでの全国の自治体との連携に加え、民間団体との協力体制も強化される。さらに、災害発生時の物資供給体制の選択肢が広がり、被災地の状況に応じた柔軟な支援が可能となる。
カインズは2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対応を優先的な取組領域(社会課題)の一つとして位置付け、全国の自治体と災害関連協定を締結するなど、様々な取り組みを進めてきた。今後も、地域に根ざした防災・災害対応を推進し、安全で安心な暮らしの実現に貢献していく。