イオン北海道、「あさひかわWAON」寄付金を旭川市へ贈呈

イオン北海道(北海道)は12月4日、電子マネー「あさひかわWAON」の利用金額の一部を寄付金として旭川市に贈呈する。
2024年度の寄付金総額は749万6,087円となり、旭山動物園の魅力向上や中心市街地のにぎわい創出による地域経済の活性化に向けた取り組みに活用される予定だ。
旭川市とイオンは、双方が持つ資源を有効に活用し、旭川市の一層の地域活性化および市民サービスの向上に協働して取り組むことを目的に、2015年1月に包括連携協定を締結。その取り組みの一環として、同年3月に「あさひかわWAON」を発行した。
寄付金は、「旭川市旭山動物園施設整備基金」と「旭川市まちなか活性化事業基金」に充てられる。
旭山動物園では、来年春にリニューアルオープン予定のマヌルネコ舎やコンセプト遊具広場の整備など、動物園の魅力向上に活用される予定だ。
中心市街地では、「旭川市まちなか活性化事業基金」を通じ、毎年9月に開催されるイベント「北の恵み 食べマルシェ」の開催支援などに役立てられる。

なお、「あさひかわWAON」の発行枚数は、2025年2月末時点で約15万5,000枚に上る。
イオン北海道は今後も、WAONを通じて旭川市との連携を深め、地域活性化や市民サービスの向上に取り組む方針だ。