山崎製パン、首都圏180店舗にバイオ素材ストローを導入開始

山崎製パン(東京都)は、カウンターで提供している淹れたてアイスコーヒー用ストローを、カネカ生分解性バイオポリマーGreen Planet®を使用したストローに切り替え、5月13日より首都圏、主に東京都と神奈川県のデイリーヤマザキ180店舗に順次導入した。
同社は2022年4月1日に施行された「プラスチック資源循環促進法」に対応し、プラスチック使用量削減に取り組んでいる。その一環として、店舗で弁当等を購入した際に提供しているプラスチック製スプーンやフォークの規格を見直し、薄肉軽量化した製品へ変更するなどの取り組みを進めてきた。
今回、導入するGreen Planet®は100%植物由来の原料を使用し、土壌および海中の微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解される性質を持ち、環境負荷低減が期待される素材だ。また海洋中で生分解されるため、海洋マイクロプラスチック問題の解決に寄与するとされている。