セブンプレミアム ゴールドが発売15周年 「専門店と同等以上」のクオリティをさらに深化
料理人も太鼓判のクオリティ

発表会で目玉商品として紹介されたのは2品。その1つが、「セブンプレミアム ゴールド骨付き肉3本入 金のバターチキンカレー」(398円)だ。南インド料理の専門店「ERICK SOUTH(エリックサウス)」の総料理長、稲田俊輔氏が監修した同商品は、ヨーグルトとスパイスに漬け込んだ手羽元が3本入るというボリュームと、コクのあるカレーを特徴とする。手羽元はスプーンでほぐれるやわらかさで食べやすく、味つけも稲田氏の下、専門店のクオリティを実現した。
稲田氏は「インドカレーはまず素材ありき。素材からいかにおいしさをカレー全体に引き出していくかがポイントになる。お話をいただいたとき、(担当者から)今回の商品は手羽元を3本も入れると聞いて驚いた。この素材を生かすべく、ワクワクしながらつくった。このバターチキンカレーには、お店が追いつかれたという脅威も感じている」と笑顔を見せた。
もう1つが、「セブンプレミアム ゴールド 金のマルゲリータ」(638円)だ。18年より販売を開始した同商品をリニューアル。今回は「ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ」のシェフ、山本尚徳氏の監修のもと開発した1品である。
生地にこだわって原材料を小麦粉から見直したほか、トマトソースを生地に2度塗り、モッツァレラチーズを載せて「フレッシュさを強めた」(山本氏)。生地づくりにあたっては、山本氏自ら何度も工場に足を運び、スタッフに指導。1日に1000枚以上生地を触り、技術を向上させたという。また、ピザの裏目に焦げ目をつけるところまでこだわり「本格的なナポリピザに近付いた」と山本氏は胸を張る。

そのほか、人気商品の「セブンプレミアム ゴールド 金のハンバーグ」(398円)もリニューアルした。累計販売数が1億7000万個(10年9~25年2月末)にのぼる同商品は、牛肉の旨みとコク、豚肉の甘みが味わえるように絶妙なバランスで配合したのが特徴だ。リニューアルでは、それぞれのよさを引き出すために加熱条件を細かく設定し、焼き方を工夫した。
また、「セブンプレミアム ゴールド 金のボロネーゼ」も原料や製造工程を見直した。ソースに使う肉を牛ひき肉を50%にまで増やし、値段を下げつつおいしさも実現。調理工程で投入する赤ワインの種類やタイミングも変更し、牛肉も高温で焼きあげる工程を追加した。ほかの商品もリニューアルしたほか、新商品も販売している。
井手口氏は「お客さまの食生活も変わっていく中では、ニーズに応えるだけではなく、一歩先を行く商品やサービスを提供し続けなければならない。さまざまな業態が食品に参入していく中で、セブンプレミアム ゴールドを買いにいくためにセブン–イレブンに行こうと、お客さまに思っていただけるような商品やサービスを開発していきたい」と話した。
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