地域密着が加速!「ロピア茨木目垣店」の売場を徹底解説!(後編)
加工食品では地元メーカーとの連携によるオリジナル商品も
加工食品売場では、ロピアのオリジナル商品が数多く並んでいた。たとえば、ロピアオリジナルの「みなもと牛」を使用したシチューやスープなどが、レトルトパック商品として展開されている。
また、ロピアはこれまで、大阪府羽曳野市の加工肉メーカー「タケダハム」の無塩せきベーコンやハムをコーナー展開してきたが、「タケダハム」が製造する「みなもと牛さいぼし」(3連パック980円)が確認できた。これは、ロピアが自社商品のバリエーションをさらに広げようとしている姿勢の表れである。

冷凍食品売場ではロピアのオリジナルパンブランドとして展開してきた「7/7(シューナナ)」のアイスを販売していた。兵庫県のメーカー「デザートプラン」と共同開発をしており、ピスタチオやカシスなどのフレーバーが揃う。

ロピアは近年、自社開発商品の展開を強めており、関西ローカル企業との連携による商品開発が進み、SKUの広がりが見られる。既存商品に依存せず、店舗ごとに構成を最適化する柔軟な運用が、同社の強みとなっている。茨木目垣店においても積極的な商品開発の成果が各所に組み込まれ、店全体の完成度を底上げしていた。
(店舗概要)
開店日 2025年5月26日
所在地 大阪府茨木市南目垣2-543
営業時間 9:00~20:00
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