東武サウスヒルズの精肉部門ブランド豚「麦小町」で差別化
豚肉の売場提案
精肉市場全般が、国産、輸入ともに相場の高値傾向が続く中で、豚肉には比較的需要がシフトしており、販売実績は高まるトレンドにある。売場では、価格訴求を行う一方、味や産地、簡便性などの付加価値を訴求する販促が活発だ。最近オープンした新店の豚肉売場の事例を紹介する。
フレンドマート八日市妙法寺店(滋賀県東近江市/2025年4月オープン)

豚肉定番売場でオリジナルブランド上品を訴求。日常使いの部位を広く取り揃える
そうてつローゼンみろく寺店(神奈川県藤沢市/2025年7月オープン)

割安感のある「ジャンボパック」を平台で展開。手軽さを訴求し、まとめ買いを提案する
原信阿賀野店(新潟県阿賀野市/2025年3月オープン)

地場ブランドポークをボードなどで訴求。飼料へのこだわりや味のよさ、安全性、ヘルシーさをアピールする
オークワ堺市駅前店(堺市堺区/2025年8月オープン)

鹿児島県産ブランド「薩摩もち豚」を平台で展開。試食販売を実施して味のよさを実感してもらう
ヤオコー松戸古ヶ崎店(千葉県松戸市/2025年6月オープン)

「さつま黒豚」をPOPで訴求。併せて国産豚や三元豚など、使用頻度の高い部位やカットを取り揃える
カスミ阿見よしわら店(茨城県稲敷郡阿見町/2025年4月オープン)

豚肉の味付け肉をはじめ、牛肉や鶏肉を含むミールキットタイプの簡便商品を充実させる
イオンスタイル西宮今津(兵庫県西宮市/2025年5月オープン)

豚肉の味付けステーキ肉を訴求。焼くだけの手軽さをアピールする
ヨークフーズMARKIS葛飾かなまち店(東京都葛飾区/2025年9月オープン)

豚ロース、バラ、モモなどのブロック肉についてノントレー商品を品揃え。環境への配慮をアピールする
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