飲みやすく個性的な「ライトな貴醸酒」と「オール広島仕込みの純米酒」を共同開発【柴田酒店×柄酒造】
酒類事業をグローバル展開する柴田屋ホールディングス(東京・中野、柴泰宏社長)傘下の柴田屋酒店は、広島県の柄酒造と共同開発したオリジナル日本酒〈火男(ひょっとこ)〉シリーズを立ち上げ2品を発売した。
〈火男 面(おもて)の蜜〉(720ml・税別4268円)は、「仕込み水の代わりに清酒を使って発酵させる貴醸酒を仕込む」という新たな試みにより造られたもので、「NEO貴醸酒」と名付けた。従来の熟成を前提とした濃厚なスタイルではなく、仕込みからすぐに楽しめる「ライトな貴醸酒」を目指したという。アルコール度数も14度と低めに設計し、さらりと軽やかな甘みで、貴醸酒ビギナー層にも入りやすい味に仕上げた。
〈同 瀬戸の面(おもて)〉(1800ml・同5346円/720ml同3740)は、通常はあまり使われない広島・賀茂鶴発祥の「協会5号酵母」を採用し、米(八反錦)と水もすべて広島産というオール広島仕込みの純米酒。アルコール度数は15度で、瀬戸の風土を映すフレッシュでみずみずしい味わいとなっている。
今回の〈火男〉シリーズは、柄酒造を代表する〈於多福(おたふく)〉の世界観を壊すことなく新しい挑戦を形にしたいと考えて造られたもので、お多福と火男は夫婦や一対の縁起物として扱われることも多く、日本文化の象徴的な組み合わせであり、海外の人々にとっても興味を引くアイコンになるとして国内外に向けて販売していく。
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