ペプシコーラを「自分好みの味に」おうちドリンクバーに加わった新顔の実力

 「おうちドリンクバー ペプシコーラ」は家庭用では日本初となる「ペプシコーラ」の濃縮タイプ。原液1:炭酸水4で割ることで、簡単においしい「ペプシコーラ」ができるほか、「C.C.レモン」で割って「C.C.レモンペプシ」にしたり、バニラアイスにかけるなど、さまざまなアレンジが可能だ。

 「おうちドリンクバー」のメーンユーザーは30・40代のファミリー層だが、自分好みのアレンジを自由につくり楽しむ新奇性が受けて、20代の若年層も流入。さらに「ペプシコーラ」を発売したことで男性ユーザーも増加している。

炭酸水とのクロスMDで、買上点数向上にも貢献

 サントリー食品インターナショナルでは「おうちドリンクバー」の店頭展開にも注力している。流通各社のPB炭酸水とのクロスMDをはじめ、SMチェーンのヤオコーではクッキングサポートで飲み方提案やグミづくりなど、推奨販売を行うことで、大きな成果を上げている。

ヤオコー売り場組み合わせ
「ヤオコー川口SKIP シティ店」(左)「ヤオコー久喜吉羽店」(右)での店頭展開の様子

 26年2月には期間限定で販売し好評を得た「おうちドリンクバー ペプシゼロ」の通年発売が決定。同品の発売に合わせ、既存品のリニューアルを行うほか、「おうちドリンクバー」シリーズによる消費者キャンペーンも予定している。

 サントリー食品インターナショナルでは「おうちドリンクバー」シリーズを通じ、「濃縮飲料×炭酸水」による新たな価値を提案することで、同カテゴリーを盛り上げていきたいとしている。

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