富士シティオ、エフピコ・ヨネヤマと「ストアtoストア」リサイクルを促進

神奈川県を拠点に食品スーパーを展開する富士シティオ(神奈川県)は、エフピコ(東京都)とヨネヤマ(神奈川県)の3社で協働し、店頭で回収された使用済み食品トレーを新たな食品トレーに再生する「トレーtoトレー」、および使用済みペットボトルを回収して食品容器に再生する「ボトルto透明容器」を実施し、再び店頭で「エコトレー」や「エコAPET」を積極的に使用する水平リサイクル「ストアtoストア」の促進を強化すると、5月30日に発表した。
富士シティオは「お店が地域のエコリーダー」となることを目指し、店舗に設置された回収ボックスで食品トレーやペットボトルを回収している。
エフピコは回収資源を活用して「エコトレー」「エコAPET」「エコOPET」を製造し、再び富士シティオの売場で再使用することでCO2排出抑制に貢献している。
ヨネヤマは回収スキームにおいて、食品トレーや包装資材の納品配送の帰り便で使用済み食品容器やペットボトルの引き取りを行っている。

2024年度(2024年3月〜2025年2月)には、使用済み食品トレーを37t、ペットボトルを45t回収し、再生製品の活用により346tのCO2排出抑制を実現した。これは横浜スタジアム約15面分の森林が吸収する量に相当する。