ファミリーマート、「FAMIMA CAFÉ」に新型コーヒーマシンを導入 9段階挽き分け・新抽出方式などを搭載

ファミマの「FAMIMA CAEĒ」新型マシン
(ファミリーマート ニュースリリースより)

 ファミリーマート(東京都)は6月2日より、「FAMIMA CAFÉ」の新型コーヒーマシンを全国の店舗に順次導入する。新型マシンの導入は約7年ぶりであり、2026年5月までに全国のファミリーマート店舗への設置完了を予定している。

 今回のリニューアルは、同社が継続して取り組む5つの重点キーワードの一つである「もっと美味しく」の実現に向けた取り組みの一環。変化するコーヒー市場や多様化する嗜好に対応し、利用者がその時に飲みたい味を自ら選べる仕様へと進化した。

 新型マシンには、コンビニ業界で初めて挽き方を調整できるグラインダを搭載。豆の挽き目を9段階で調整可能とし、各メニューに最適な粒度で抽出することができる。また、世界No.1バリスタである粕谷哲氏のハンドドリップ技術を再現した新たな抽出方式を採用し、お湯の注ぎ方や攪拌方法を見直すことで、より均一で雑味の少ない味わいを実現している。

 メニュー操作については、従来のボタン式からタッチパネル式に変更。これにより、提供可能なメニュー数は従来の16種類から大幅に拡充される。また、タッチパネルの導入は、紙の販促物の削減による環境負荷の軽減や、店舗スタッフの業務負担の軽減にもつながる見込みだ。

 ファミリーマートではこのほかにも、顧客にも環境にもやさしいアップデートを多数予定しており、順次発表していくとしている。

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