今週のコンビニエンスストアニュース ローソン、「Real×Tech LAWSON」を出店!
ローソン(東京都)は6月23日、リアル店舗ならではの“温かみ”と最新テクノロジーの利便性を融合させた未来コンビニ「Real ×Tech LAWSON」1号店として、「高輪ゲートウェイシティ店」(東京都港区)をオープンした。店内では、AIカメラと連携して行動に応じたおすすめを表示するサイネージや、タッチで商品情報を確認できる棚連動サイネージを導入。また、壁面緑化アートや出来たて商品のリアルタイム告知、外観ファサードライトによる演出、地域の天気や電車遅延を表示する情報サイネージも設置した。さらに、3Dアバターによる年齢認証・遠隔接客、自動調理ロボットによる揚げたての提供、飲料陳列・清掃ロボット、そして売上・在庫データをもとに運営を支援するAIエージェントなどを採用している。ローソン店舗、高輪のマチが持つ多様なデータを、KDDIの持つ通信やテクノロジーの「つなぐチカラ」で連携・循環させ、顧客に新しい体験を提供していく。(6月24日~30日までの記事をまとめました。)
ローソン
<ナチュラルローソン>ラベル使用量を82.4%削減
ローソンは、ナチュラルローソンで販売する「ナチュラルウォーター500ml/1000ml」(147円/216円、以下税込)をリニューアルし、ラベルについてはプラスチック使用量を最大82.4%削減した。シールタイプに変更し、ラベルサイズを小さくすることで年間150㎏のプラスチックの削減を見込む。環境配慮型ラベルはボトルと同一系の素材でできており、ラベルをはがし忘れたペットボトルがリサイクル工場へ回収されてもリサイクルは可能となる。
<北海道>北海道エアポートと初のコラボ商品
7月1日から、北海道内の7つの空港を運営する北海道エアポートとコラボした「空港限定おにぎり(たらこ・鮭・昆布)」(各324円)を、新千歳空港、函館空港、旭川空港の9店舗で発売する。3つの具材を一度に楽しめるおにぎりで、通常のおにぎりと比較して約1.5倍の大きさ。
iPhoneのマイナンバーカードを使った「コンビニ交付サービス」開始
ローソンは、デジタル庁、地方公共団体情報システム機構と連携し、店舗のマルチコピー機とスマホ用電子証明書を利用した「コンビニ交付サービス」を提供してきたが、6月24日からiPhoneのマイナンバーカードを使った「コンビニ交付サービス」も開始した。役所を訪れたり、実物のカードを取り出したり、PINを入力したりすることなく、iPhoneのマイナンバーカードをマルチコピー機にかざすことで、住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書が発行可能になった。
<ローソンストア100>「辛すぎる(かも?)チャレンジ」を開催
7月2日から15日まで開催する。暑い季節にぴったりの“うま辛”や悶絶級の“辛すぎ注意!”まで、「辛さレベル」を5段階に設定し、ファストフーズや日配食品、カップ麺、菓子など18品を揃えた。
セブン–イレブン・ジャパン
初の「地域共創型店舗」を今秋出店
セブン–イレブン・ジャパン(東京都)は福岡県八女市と連携し、八女市星野村にセブン–イレブン初の「地域共創型店舗」を出店する。オープンは今秋を予定した。今回の出店は、八女市と締結した「八女市買物支援事業に関する協定」に基づき、山村地域の買物支援を通じた地域活性化の促進をめざしたもので、地域住民の生活の利便性の向上を目的にした。出店する店舗は、行政との取り組みによる地域共創スキームを持ち、当該地域での持続的な店舗運営を可能にする店舗構造や品揃えなど、柔軟な出店形態を採用する。
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