完全に酸素をシャットアウト! 窒素置換で新鮮な味保つ日本酒サーバー誕生!!【MEAL FORWARD】

 フードテック商品による飲食店サポート事業などを手掛けるMEAL FORWARD(東京・恵比寿、村井千尋社長)は、一切空気に触れさせないことで常に新鮮な日本酒を提供できるようにした完全酸化防止サーバー〈NOXY〉の先行販売を始めた

 同製品は、同社と独自の酒類保存システム事業を展開する國酒プロモーション(東京・赤坂、松永裕之社長)、新規事業開発などを手掛けるRelic(東京恵比寿、北嶋貴朗社長)の3社で共同で開発したもの。

 〈NOXY〉は、専用オープナーを使用して窒素充填下でボトルを開栓。王冠やスクリューキャップといった日本酒ボトルのさまざまな形状に対応した専用プラグを装着することで、一切空気に触れず酸化を完全に防止し、日本酒の品質を保ったまま提供できるようにしたサーバーだ

 一升瓶や四合瓶などさまざまなボトルに対応しており、提供する際には、NOXY本体上部のセット口にボトルを挿入すると、約30秒で内部が窒素で満たされ抽出準備が完了する。銘柄の変更も、専用プラグで閉栓したボトルをサーバーに差し込み、画面上で設定するだけで済むため手間もかからない。

 また、日本酒ボトルをセットする際に日本酒のバーコードをスキャンすると、〈NOXY〉に商品情報が登録される。これにより、提供量や銘柄ごとの消費動向などをリアルタイムで把握できるデータ取得も可能にした。なお、完全酸化防止技術は現在、特許出願中だという。

 本体サイズは幅285×奥行285×高さ580mm。価格は初期導入費用などはなく月額3万5200円。さらに、日本酒の提供量により異なるが、窒素ボンベ代として月6000~1万円が別途かかる想定となっている。メンテナンスとしては、日本酒が触れる部分である「シューター」と呼ばれる抽出部分を1日1回洗浄することを推奨する。

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