週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、北海道・東川町に景観配慮型の新店舗オープン
ローソン(東京都)は8月1日、北海道上川郡東川町に「東川北町六丁目店」をオープンした。「写真の町」として美しいまちづくりを進める東川町の景観に配慮し、外壁を木目調に加工した特別仕様の店舗となっている。これは景観に配慮した店舗づくりの一環で、北海道では小樽市の店舗に続き2例目。通常のローソン同様に約3500アイテムを揃え、「まちかど厨房」による店内調理や、「成城石井」「無印良品」の商品も扱うフルスペック型の店舗だ。また、東川町独自の電子マネー「ひがしかわユニバーサルカード」にも対応している。(7月29日~8月4日までのニュースをまとめました。)
ローソン
アートトイレのデザイン募集を開始
7月29日から9月8日までの約1カ月間、「ローソン アートトイレデザインコンテスト2025」としてアートトイレのデザインを一般公募する。「トイレの日」(11月10日)と「世界トイレの日」(11月19日)に合わせ、8店舗のトイレの壁面にデザインする8作品を選定するコンテストで、今年は日本トイレ協会(東京都)も協力し、デザインを選定。デザインの一般公募は3回目で、今回は「トイレを綺麗に使いたくなる」をテーマに広く募集する。
累計販売数5億個超えの「プレミアムロールケーキ」をリニューアル
8月5日から、全国の店舗で「プレミアムロールケーキ」を現行品より13円引き下げて214円(以下税込)で販売する。09年の発売以来、“専門店品質のクリームとスポンジ生地が一体となって楽しめるロールケーキ”というコンセプトのもと、これまでに190種類以上、シリーズ累計5億個以上を記録。品質を落とすことがないように原材料の種類や配合を見直し、発売以来、初めて価格を下げたリニューアルを行った。
「まんまる鶏」が発売3日間で100万個突破
7月29日から発売した新機軸のフライドチキン「まんまる鶏」(248円)が、発売から3日間で累計販売数100万個を突破した。「まんまる鶏」は、皮を剥いだ鶏もも肉の1枚肉を手作業で丸め、肉汁を閉じ込めて肉の厚みを出した、肉厚でジューシーな肉の食感が楽しめるフライドチキンだ。
ファミリーマート
夏季のピークに向けて加盟店支援を実施
ファミリーマート(東京都)は、年間で最大の売上ピークを迎える7月下旬から8月下旬にかけて、暑い夏を店舗一丸となって乗り切れるよう、全国の約1万5200店舗に「オロナミンC」1ケース(120㎖×25本)を提供。また、関東圏を中心にした、花火大会やお祭りなどのイベント対応を行う店舗に対しては、本部社員による店舗応援を実施。店頭販売、商品補充、品出し、清掃補助などで応援に入る。
「産地と、コンビに、」シリーズからゆず果汁使用のアイスバーを発売
7月29日から全国の店舗で、「産地と、コンビに、」シリーズから、高知県産ゆずの果汁を使ったアイスバーの「とろける食感 ぎゅっとゆず」(198円)を発売した。同商品の販売は3年連続。今回はゆず果汁を11%使用し、ゆずピールの香りと食感を生かした。また、同日から中国・四国地方の約1170店舗では、「ゆず大福」(150円)と「蒸し鶏の冷しぶっかけうどん」(480円)も発売した。
「絶品たまごサンド」フェアを実施
たまごを使用したサンドイッチメニュー5種類を販売する「絶品たまごサンド」フェアを、7月29日から全国の店舗で実施。暑さで食欲が落ちやすい時期に向け、たんぱく質やビタミンなどを豊富に含む「たまご」を使用した。販売する商品は以下の5品。
- 「コク旨たまごサンド」(298円)
- 「たまご&海老ブロッコリーサンド」(375円)
- 「たんぱく質が摂れる!サラダチキンロール」(430円)
- 「ごろごろゆでたまごサンド」(398円)
- 「玉子焼&ハムサンド」(348円)
熱中症対策義務化で取り組みを強化
6月から施行された「職場での熱中症対策義務化」を受け、社員および加盟店の安全確保に向けた取り組みを強化した。主な取り組みは、以下の4つ。
- 社内イントラネットや衛生委員会のメンバーによる熱中症の注意喚起と対策の周知
- 加盟店・店舗に向けた具体的対策の案内
- 健康管理サイトを刷新して産業医の啓発動画を配信
- 社内設置の給茶機にこまめな水分補給についての啓発POPの提示
さらに、健康経営に関する活動と課題をまとめた初の「健康白書」も発行した。
「企業広報経営者賞」を受賞
ファミリーマートは、経済広報センター(東京都)が主催する第41回企業広報賞で、「企業広報経営者賞」を受賞した。「企業広報賞」は企業広報の発展を目的に1984年に創設された賞で、「企業広報大賞」、「企業広報経営者賞」、「企業広報功労・奨励賞」の3賞を授与するもの。「企業広報経営者賞」は、経営トップ自らが広報の重要性を深く認識し、社内外の情報に常に傾聴し、社業の発展や社会課題の解決に向け、経営理念や経営ビジョンなどをステークホルダーに積極的に伝達するとともに、社会との対話を精力的に推進している経営者に贈られる。
ミニストップ
「ハロハロ」発売30周年でフィリピンに感謝状
夏の看板商品「ハロハロ」が発売から30周年を迎えることを記念し、「ハロハロ」発祥の地であるフィリピン大使館(東京都港区)へ7月31日、感謝状を贈呈した。また、フィリピンからの日本への玄関口である「羽田空港第3ターミナル」駅で7月31日から8月6日の期間に広告を展開するほか、X投稿企画、アプリくじなどを実施。「ハロハロ」はフィリピンの公用語の一つであるタガログ語で「混ぜこぜ」を意味し、フィリピンでは色や食感、味の異なるいろいろな甘いものとかき氷を混ぜながら食べて、最後はジュースのように飲める、フィリピンの代表的なかき氷デザート。ミニストップは95年に、「パフェ感覚で氷を食べるスイーツ」をコンセプトに開発・発売した。毎年さまざまなフレーバーを展開してきた。
JR東日本クロスステーション
NewDays初の統合PB「ニュータス」
JR東日本クロスステーション(東京都)が運営する「NewDays」が、顧客ニーズに対応した商品を提供するため、新たなコンセプトを定めたプライベートブランド(PB)「ニュータス」を開始する。「NewDays」の「New(ニュー)」と、こだわりを「足して(タス)」いくことから、ブランドネーミングを「ニュータス」で表現した。25年度内をめどに、おにぎりやパン、スイーツのほか、菓子類や飲料を含めたすべてのPB商品を「ニュータス」のブランド名に統合し、商品をリニューアルする。