4~6月期は年2兆円の需要超過=内閣府推計

内閣府
〔写真説明〕内閣府=東京都千代田区(時事通信社)

 内閣府は16日、日本経済の需要と潜在的な供給力の差を示す「需給ギャップ」が4~6月期は0.3%のプラスだったとの推計を発表した。金額に換算すると年2兆円程度の需要超過。先週公表された実質GDP(国内総生産)成長率の改定値が速報値から上方修正され、需給ギャップのプラス幅も速報段階(プラス0.1%、金額換算で年1兆円程度)より拡大した。 

 2023年4~6月期以来、8四半期(2年)ぶりに需要不足が解消された。需給ギャップの解消は、政府がデフレ脱却を判断する上で重視する指標の一つ。 

Previous Post Next Post