ライフ・東急ストアなど、食品ロス削減へ向けた『ステナス』実証実験を開始

ライフ食品ロス削減へ向けた『ステナス』
(画像)ライフコーポレーション・ニュースリリースより

 ライフコーポレーション(大阪府)と東急ストア(東京都)は、こどもの機会格差の解消を目指すネッスー(東京都)および一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会(東京都)と連携し、食品ロスとこどもの貧困という2つの社会課題の解決を目指した食品マッチングプラットフォーム「ステナス」の実証実験を、食品ロス削減月間である10月6日から開始する。

 「ステナス」は、まだ食べられるがスーパーマーケットで販売できなくなった生鮮・日配食品などを、マッチングプラットフォームを活用して、ひとり親世帯、奨学金受給学生、こども食堂などを含む消費者にリアルタイムでマッチングする仕組みである。利用者は通常より安価に商品を購入し、店舗に設置された専用冷蔵庫で受け取ることができる。この取り組みにより、スーパーマーケットにおける食品ロスの削減と困難を抱えた世帯の支援の両立を目指す。

 スーパーマーケットでは行政などを通じてこども食堂などへ寄贈する取り組みが広がっているが、対象商品は期限に余裕のある加工食品に限定されている。そこで今回、期限の短い日配食品や生鮮食品などを対象とした実証実験を実施することとなった。

【概要】
実施店舗:ライフ竹の塚店・千歳烏山店・西蒲田店、東急ストア中目黒本店
対象商品:農産品(野菜・果物)・日配食品・水産品(塩干)・畜産品(加工肉)・インストアベーカリー ※水産品・畜産品は一部店舗のみ
実施期間:10月6日(月)~11月30日(日)
利用方法:専用サイトから会員登録のうえ注文
注文・受け取り可能時間:12:00~20:00

ライフ『ステナス』スキーム
(画像)ライフコーポレーション・ニュースリリースより
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