イオン北海道、電子マネー「くしろWAON」利用金額の一部を釧路市に寄付

イオン北海道(北海道)は10月10日、電子マネー「くしろWAON」の2024年度利用金額の一部にあたる317万7,549円を、釧路市に寄付した。
寄付金は、1歳未満の子どもがいる家庭を対象に絵本と読書啓発パンフレットを配布し、親子で読み聞かせを体験する機会を提供する「子ども読書デビュープロジェクト」や、釧路市内の公立小中学校の授業で文化芸術分野の専門支援を行う「釧路市小中学校文化芸術活動支援事業」に活用される予定。
「くしろWAON」は、釧路市とイオンが2018年8月に締結した地域連携協定に基づき発行された電子マネーで、利用金額の一部を釧路市に寄付する仕組み。寄付金はこれまで、子どもたちのスポーツ・文化の振興と育成、タンチョウやマリモなどの自然環境保護、釧路市動物園の環境整備などに活用されてきた。
「くしろWAON」の累計寄付総額は1,151万4,399円、発行枚数は4万8,214枚に達する(2025年2月末時点)。道内のイオングループ各店舗やWAON加盟店など、約2万7,000か所(2025年6月末時点)で利用可能となっている。
イオン北海道は今後も、「くしろWAON」を通じて釧路市との連携を深め、地域の活性化と市民サービスの向上に努めていくとしている。