イオン、埼玉県吉川市と包括・地域連携協定を締結 ご当地WAONの発行も予定

イオン(千葉県)は11月11日、埼玉県吉川市と包括・地域連携協定を締結した。
イオンと吉川市はこれまでも、「イオンタウン吉川美南」や「イオン吉川美南店」での定期的なイベント実施のほか、地域との協働を進めてきた。今回の協定締結を通じて、市民サービスの向上に向けた連携をさらに強化する。
同協定の取り組みの一環として、今後、イオンタウン吉川美南の駐車場をJR吉川美南駅前に新設予定の公共施設の駐車場としても利用できるようにし、市民の利便性向上を図る。また、イオンの集客力を活かした市政情報の発信にも協力していく方針だ。
さらに、利用金額の一部が地域社会への貢献につながる「ご当地WAON」を吉川市でも発行する予定で、イオンが利用金額の一部を吉川市に寄付し、市民サービスの向上などに活用する。
これらの取り組みを通じて、両者は今回の協定を契機に、より一層の連携強化と地域貢献を目指す。
【主な連携事項】
(1)ご当地WAON等の電子決済の活用による地域振興に関すること
(2)データ利活用やDX、電子決済を活用した地域貢献に関すること
(3)地産地消と産品の販路拡大に関すること
(4)地域防災への協力に関すること
(5)地域の安全・安心に関すること
(6)環境保全とリサイクル・サーキュラーエコノミーに関すること
(7)ヘルス&ウェルネスに関すること
(8)行政施設利用者の駐車場利用に関すること
(9)その他、地域の活性化および市民サービス向上に関すること