ベイシア、11月25日、群馬県前橋市に「前橋エコセンター」を開設

ベイシアの前橋エコセンターに設置された古紙ベーラー
画像:前橋エコセンターに設置された古紙ベーラー(段ボール・ペットボトルの圧縮機械)
ベイシア・ニュースリリースより

 ベイシア(群馬県)は11月25日、群馬県前橋市に「前橋エコセンター」を開設した。

 同社ではこれまで店舗で発生するペットボトルや発泡スチロールを外部業者に委託して処理していたが、同センターの開設により、自社で集約・加工する体制を整えた。

 同センターでは、ペットボトルや空き缶、発泡スチロールを回収して加工するほか、段ボールを圧縮・ベール化して効率的に再資源化する。また、発泡スチロールはオゾン水で洗浄して衛生的に再利用し、古紙ベーラーや缶選別機、発泡スチロール減容機といった専用機械を導入することで、資源価値の最大化を図る。

 前橋エコセンターの開設は、ベイシアが資源循環を強化し、環境への配慮と社会的責任を深めるための新たな取り組みだ。店舗で発生したペットボトルなどを再利用可能な形に加工することで、廃棄物の削減や資源活用の促進につなげる。

 こうした仕組みにより、従来は処理に費用を要していた資源を循環させ、環境負荷を軽減しつつ、事業の効率化や資源価値向上を目指すとしている。

【施設概要】
名称:前橋エコセンター
所在地:群馬県前橋市(前橋物流センター隣接)
稼働開始日:2025年11月25日(火)
対応店舗数:ペットボトル・缶類・発泡スチロールは2025年11月25日(火)から57店舗で回収開始。段ボールは順次拡大し、2026年1月までに57店舗で回収予定。

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