平和堂、味の素と「健康的な食選択」を支援する共同研究を開始

(写真左から)味の素㈱ 食品研究所 ウェルネスソリューション開発センター 情報開発グループ⾧ 古田千恵氏 執行理事 食品事業本部 大阪支社⾧ 岡村由紀子氏
㈱平和堂 代表取締役社⾧執行役員 CEO 平松正嗣氏 取締役専務執行役員 営業統括本部⾧ 夏原陽平氏(平和堂・ニュースリリースより)
平和堂(滋賀県)は10月1日、味の素(東京都)と「健康的な食選択」を支援する共同研究を開始したことを11月28日に発表した。
両社は同取り組みを通じて、食を通じた健康課題の解決と、生活者のWell-being(心身ともに良好な状態)の向上を目指す。
共同研究では、平和堂が持つ顧客接点であるHOPアプリによるデジタルコミュニケーションと店舗でのコミュニケーションの双方に、味の素社のアミノサイエンスⓇに基づく食行動プログラムや栄養のデザイン技術を組み合わせ、健康・Well-beingの向上につながる行動変容を促す効果的な方法を明らかにする。
特定の単一の健康課題に限定せず、野菜摂取、減塩、腸活、たんぱく質バランスなど、子育て層からシニア層まで共通する健康課題に対し、食行動の変化や食習慣の定着を通じてアプローチし、Well-beingへの影響についても検証する。
なお、顧客データとアミノサイエンスⓇを組み合わせた食行動変容の取り組みは、両社にとって初の試みである。
【各社の役割】
<味の素社>
提供するリソース:食と健康・幸福に関する研究知見、アミノサイエンスⓇに基づく食行動プログラムや栄養のデザイン技術、製品情報、比較試験の設計支援、倫理審査、試験データ解析
<平和堂>
提供するリソース:アプリ実績データ、購買実績データ、顧客チャネルとしてのアプリ、店舗運営、アプリ施策運用の知見、アンケートによる調査・測定・分析、専属データサイエンティストよる高度な分析