忘年会への参加意欲は「会社・仕事関係」が4割弱も「友人知人」は7割超に【HPグルメ外食総研調べ】

 リクルートの外食市場に関する調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研が発表した忘年会調査によると、「会社・仕事関係の忘年会」に参加したいという回答が4割を切り、「友人知人との忘年会」では7割を超えたことが分かった。同調査は、10月31日~11月1日に全国の20~60代の男女を対象に実施され、有効回答数は1035件(男性517件、女性518件)だった。

 「会社・仕事関係の忘年会」について、「参加したい」と「どちらかというと参加したい」を合わせた「参加したい・計」は36.9%となり、世代別で見ると30代(43.0%)が最も高く、次いで20代(41.8%)となった。一方、低かったのは50代(31.8%)、60代(32.0%)と続いており、若い世代の方が「会社・仕事関係の忘年会」への参加意欲が高いことが分かった。

「会社・仕事関係の忘年会」に参加したいか

  「友人知人との忘年会」での「参加したい・計」は74.7%で、60代(79.9%)が最も高く、次いで40代(76.9%)だった。20代で69.9%、30代で75.5%、50代で70.1%と、全年代で「友人知人との忘年会」への参加意欲は高かった。

「友人知人との忘年会」に参加したいか

 「会社・仕事関係の忘年会で行きたい店」について、0次会~2次会では「居酒屋」が1位となり、特に1次会では過半数を占めた。3次会では「カラオケ」が31.0%で1位となり、「ラーメン・そば・うどん等の専業店」(23.7%)が2位になった。

 業態別で見てみると、「和食料理店(寿司・割烹など)」が0次会・1次会の両方で2位になり、「中華料理店(餃子酒場なども含む)」も1次会で3位(19.2%)に入るなど、中華料理店での忘年会も一定の支持を得ており、「喫茶店・カフェ」も0次会で3位(19.1%)、2次会で5位(14.4%)に入っており、短時間での利用やクールダウンに使いたいというニーズが見られた。

 

「会社・仕事関係の忘年会」で行きたいお店

 「会社・仕事関係の忘年会の望ましい時間帯」で最も多かった回答は、「18~19時ごろ開始、21時ごろ解散」で61.5%を占めた。ただし、2位に「12~13時ごろ開始、14~15時ごろ解散」(11.5%)が入り、「忘年会はランチ帯で」という人も一定数いることが分かった。

「会社・仕事関係の忘年会」の時間帯について

 ホットペッパーグルメ外食総研所長の田中直樹さんは「会社・仕事関係の忘年会は人気が高いと言えない状況が見て取れます。忘年会についての希望も多様となり、お店・時間帯・参加する目的のどこを切り取っても『これをやっておけば間違いない』という”正解”はありません。ただ、いつの時代も変わらないのは『今年が終わる前にあの人に会っておきたい』という気持ち。それぞれに合った忘年会の”最適解”をぜひ探ってみてください」とコメントした。

 

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