スーパー売上高、2カ月連続増=コメ高騰や値上げで―4月

日本チェーンストア協会が22日発表した4月の全国スーパー売上高は総額1兆334億円だった。既存店ベースでは前年同月比3.4%増と、2カ月連続のプラスとなった。節約志向の高まりで商品の買い上げ点数は減少したが、コメの高騰やメーカーの値上げに伴う店頭価格の上昇で売り上げが伸びた。
全体の約7割を占める食料品は6.4%増。利便性の高いカット野菜やカットフルーツの売れ行きが良かった。住居関連品は3.3%増だった。一方、衣料品は天候不順の影響もあり、紳士のポロシャツや春物のアウターといった季節商品の販売が苦戦し、1.1%減となった。