イオン、11月16日、栃木県佐野市と包括連携協定を締結

イオン(千葉県)は11月16日、栃木県佐野市と包括連携協定を締結した。
両者は、これまでも「イオンモール佐野新都市」や「イオンスタイル佐野新都市」で定期的な栃木フェアの開催や、「ふるさと納税」返礼品の取り扱いなどを通じて連携を図ってきた。
今回の協定締結を契機として一層の連携強化を図り、市民サービスの向上に貢献する。同協定では、データやDXを活用した地域振興、地産地消の推進、地域防災や安全・安心の確保、環境保全や循環型経済の推進、健康増進や福祉向上など、幅広い分野での連携を進める。
協定の取り組みの一環として、今後は佐野市の「さのまる健康アプリ」との連携を強化する。具体的にはイオンモールウォーキングを「さのまる健康アプリ」のウォーキングコースに登録するなど、イオンは“市民の集いの場”となることを目指す。
さらに、利用金額の一部が地域社会への貢献につながる「ご当地WAON」を佐野市でも発行する予定だ。同社はご当地WAONの利用額の一部を佐野市に寄付し、市民サービスの向上に寄与する。
【主な連携事項】
(1)データ、DX、電子決済等の活用による地域振興に関すること
(2)地産地消及び産品の販路拡大に関すること
(3)地域防災への対応および地域の安全・安心に関すること
(4)環境保全、リサイクル、循環経済等に関すること
(5)健康の増進および福祉の向上に関すること
(6)子育て支援および教育の推進に関すること
(7)観光、文化およびスポーツの振興に関すること
(8)市政情報等の発信に関すること
(9)前号までに掲げるもののほか、地域の活性化および市民サービス等の向上に関すること